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Ame with vita nova/あくびの空

現在Bandcampで配信中
https://amevitanova.bandcamp.com/album/-

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All Vocals by Ame      Guitar by 加藤道明 track 2,3,8,9

Bandoneon by 小川紀美代 track 1,6,7

Chorus by 菊地薫音  a.k.a Aura track 1,2,3,5,6,7,8,9

All words by 夏希栞奈 except track 03,09 by William Blake

All music by 吉野裕司  

Arrangement,Recorded&Mixed  by VitaNova
Artwork : 三塚新司

あくびの空Ame with vita nova
00:00 / 03:39
Convenience_storeAme with vita nova
00:00 / 03:48
A_CradleSongAme with vita nova
00:00 / 02:41
恋する左手Ame with vita nova
00:00 / 02:50
放物線Ame with vita nova
00:00 / 02:49
子守唄Ame with vita nova
00:00 / 03:35
祈りAme with vita nova
00:00 / 04:03
Convenience store(Aiternative)Ame with vita nova
00:00 / 03:48
A_CradleSong(Alternative)Ame with vita nova
00:00 / 02:55

Ame
シンガー、音楽制作。クラシック、現代音楽、エクスペリメンタル、ポップスなど多岐のジャンルの音楽要素を含んだパフォーマンスを行う。​今回のアルバムでは、シンガーに徹し自身にとって新しい要素の歌唱を行なっている。

●加藤道明(作曲家、ギタリスト)https://www.facebook.com/michiaki.kato
1989年におおたか静流とのユニット“dido”でデビュー。2枚のアルバムをリリース。 その後アーティストの楽曲アレンジ、プロデュース、CM音楽の作編曲、劇伴、映画音楽の作編曲等を 行うようになる。特にCMでは今までに2000曲以上作曲した。 最新では、チョークアーティスト、アオキ凛の映像プロジェクト作品がドイツで公開された。

●小川紀美代 (バンドネオン奏者) https://vanlife-music.com/top/
ほぼ独学で奏法を学び、2003,2017年,アルゼ ンチンの音楽祭コスキンフェスに日本代表として出演、2010年 南米縦断ツアー,2018年アニバル・トロイロのバンドネオンでのブエノスアイレス録音と日本ツ アー。 2022年渡仏 Mezcal Jazz Unitと1ヶ月のツアー
2023年11月 日本へ彼らを招聘、全国ツアーを企画 。アジア各国のアートフェスティバルへ招聘されるなど美術、映像、演劇との共演多 数。独自のスタイルは、ヨーロッパでも高く評価される

●菊地薫音 (ソプラノ)     https://www.aura-official.com/
東京音楽大学 声楽科声楽演奏家コース卒業 同大学研究生声楽科終了 アカペラコーラスグループ「Aura」のメンバー。
​アウラとして8枚のア
ルバムをリリース、ソニーのイマージュシリーズに通算8回楽曲が収録。

●三塚新司(アートワーク)
 https://www.facebook.com/p/%
E4%B8%89%E5%A1%9A%E6%96%B0%E5%8F%B8-100063763372665/
高校卒業後、スキーパトロール、ライフガード、自転車便メッセンジャーなどの職を経て、1999年に東京藝術大学 先端芸術表現科へ
一期生として入学。在学中よりNHKの子供番組の放送作家として映像関係の仕事に携わる。その後、雑誌編集者、テレビ局ディレクターを経て、2018年より作品発表、公募展への出展を始める。岡本太郎現代芸術賞展 岡本敏子賞受賞、オーディエンス賞受賞。

あくびの空    作詞 夏希栞奈

 

眠そうな言葉 ならび始める

急ぎ足の曲がり角 不意に出会う

 

内緒話が一人で 歩きはじめては

意味のない噂を 振り撒いて

 

好きだから 好きだからきみを

腕組みした空の下で 少しだけため息

 

足音積み上げ 背中を呼ぶ

俯き加減の声 通りすぎてく

 

何気ない素振りの 影法師さえも

目をふせたままで あとづさる

 

好きなんだよ 好きなんだよ きみが

空回りする笑顔 いつも少し傾く

 

もう一回りしたら 雨の降る時間

待ち伏せているのは だれ??

 

好きだから 好きだから きみが

背伸びした 夕暮れ 握れば 赤く

 

口をつぐんで すり抜けてく 歌声

眠たそうなのは 耳を塞いだ わたし

  convenience store song    by 夏希栞奈

 

1.

  みさかいなく美しい 微笑みを敷き詰めて

  答えはいつもそこに 積み上げられている

  

      神様のバラまいた 山ほどのパズル

      一つ残らず 解き明かせばいい

 

   コンビニへ行って 戦争を買って

    君の幸せを 踏みにじる

   コンビニへ行って 革命を買って

    きみのまごころを ねじ伏せる

2.

  武装解除したばかりの 笑顔を隣の

  座席に乗せて どこへ行くの?

 

      今日も沢山の 神様が生まれて

      予言を振り撒き 通り過ぎてく

 

   コンビニへ行って 天国を買うの

    君の言葉が 風邪ひかないように

   コンビニへ行って カタログを買うの

    きみの叫びが 聴こえるように

 

3.       

      神様あの約束は 忘れてください

      全部水に沈めて やり直せばいいの

 

   コンビニへ行って 戦争を買って

    君のシナリオを 確かめる

   コンビニへ行って 天国を買って

    きみの好きな姿に 仕上げる

A Cradle Song   by   William Blake


Sweet sleep with soft down

Weave thy brows an infant crown.

Sweet sleep, Angel mild, Hover o'er my happy child.

Sweet dreams form a shade

O'er my lovely infant's head;

Sweet dreams of pleasant streams

By happy, silent, moony beams.


Sweet smiles in the night Hover over my delight;
Sweet smiles, Mother's smiles,

All the livelong night beguiles.


Sleep sleep, happy child,
All creation slept and smil'd;

Sleep sleep, happy sleep.

While o'er thee thy mother weep.


Sweet moans. dovelike sighs,

Chase not slumber from thy eyes.

Sweet moans, sweeter smiles,

All the dovelike moans beguiles.


Sweet sleep with soft down

Weave thy brows an infant crown.

Sweet sleep, Angel mild, Hover o'er my happy child.

恋する左手   by 夏希栞奈

 

  いつまでも 揺れてる 恋する左手

   届くかなこの仕草 小さくなる影に

 

  やってみるの私が 希望の果てまで 連れてって

    煩わしい事は 終わらせる

 

    君を好きになる時間が 来たよ

    ふわりふわり ほころんでく 二人の隔たり

    方向音痴の 風見鶏

    あてずっぽうの 距離を占う

 

   言葉なんて どこかへ 預けてしまうの

   意味をぶら下げてる したり顔 見たく無い

 

   大丈夫私が 世界を変えてしまうから 

    夢見る速さで ひとひねり

 

    君を好きになっても いい季節だよ

    幸せの前に立ちはだかって 抱きしめてみる

    置き忘れて来た 宇宙の法則

    今地球に 刻んでる

    私は君で出来てるの 塵にまう二重螺旋

    細胞の隅でさまよい 恋の空白埋めるの

 

   気にしないの私 疫病神の耳打ちも

   子守唄みたく 聴こえるの

 

    君を好きだと言っても良いって 誰かがささやく

    一番遠い明日までの 約束取り付けて

    小首傾げた 夕暮れの中で

    いつまでも 揺れてる 恋する左手

    放物線  by    夏希栞奈

 

1

  そうやって言葉の上 歩くんだね

  昨日の少し右 明日の斜め前

  油断だらけの空席に いつの間にか滑り込んだ

 

   右腕がときめいた その心拍数が好きだって

 

  君に投げる視線  恋する放物線

  幸せの角度で 揺れてる 両手が揺れてる

 

2

  その暗闇に 書いた足音を

  連れてきてここへ 凍えないよう

  行く先を探せる 物語も一緒に

  

   言い出しかねてる口元 私の余白に流れ込む

 

  雨の聴こえる夕暮れ 俯いて傘からはぐれ

  眼鏡をかけた空が 溢れ出す いつまでも溢れ出す

 

3

  世界の終わりには ボートに乗り探す

  円周率の最後 君のパスワード

 

   方程式の数だけ 幸せがめぐらされ

   答えを書き込める背中を 探してる

 

  君に渡す視線 恋の似合う放物線

  鏡の底で泳ぎ続け 夢を見てる ずっと夢を見てる

 

  君に投げる視線  恋する放物線

  幸せの角度で 揺れてる 両手が揺れてる

     子守唄        作詞  夏希栞奈

 

1.

トゥラーン ルラーン 揺れる月

箱庭の夜更けに 影を投げる

トゥラーン ルラーン 傾ぐ微笑み

どこまで 堕ちていけばいい?

 

 待ちくたびれたって 時計が言ってるね 不機嫌な振り子

 どこかでこっそり 手に入れた想い出 返すね君に

 

2.

トゥラーン ルラーン 進まない足音

こんな風に 囁くんだね

トゥラーン ルラーン くすんでく言葉

君のほころびに 潜り込む

 

 黒の帳(とばり)で 今日を説き伏せ 明日を遠くへ

 朝を曇らせ 終わりを告げようか 借りるね君の声

 

3.

トゥラーン ルラーン 世界を殺して

始まったばかりの 話を書く

トゥラーン ルラーン 五線紙を抜けた

君の唄に クチビル重ねて

 

 夢よりも深い 静けさの中 まどろみは沈め

 逃げ遅れた 呼吸が舞い降りる 耳元へ君の

 

4.

トゥラーン ルラーン 揺れた月

箱庭の夜更けに 影を投げた

トゥラーン ルラーン 傾ぐ微笑み

どこまでも 堕ちていけばいい。

    祈り         作詞 夏希栞奈

 

朝を待たせて 夢の続きを

揺れるその腕に 言葉あずけて

 

静けさにつつまれ ただ見つめる

まどろみに生まれた きみの横顔

 

祈る きみのため 祈る その手に全ての風がとどくよう

歌う きみのため うたう 今がとても 愛しくなるために

 

 

明日流す涙を ここに引き留め

夜を越えて きみにもぐりこむ

 

ねむる きみの中 ねむる 聴こえるいつか囁いた響きが

踊る きみとふたり 踊る 足音を閉ざし 終わりのリズムを

 

鈍色にくるんだ 想いだきよせ

その影を脱いで 灯のもとへ

 

光に濡れたゆびさき 頬をなぞれば

あかねさす空が きみにほほえむ

 

祈る きみのため 祈る 遠い遠い悲しみは もう2度と

ゆれる きみと二人 ゆれる 声に声かさね 世界の片隅

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